鎮魂の舞
ジュリ馬
江戸時代、浅草・浅草寺の奥に吉原遊廓が幕府の公認により1657年に(移設)設立されたように、那覇・波之上宮の足もとの辻に、琉球王府により1672年に辻遊廓が公設され、そこに働く遊女はジュリと呼ばれていました。
辻のジュリシステムは本土のそれとはかなり異なりユニークなものであったようです。辻は社交場でもあり、琉球料理などの伝統文化を育んだともいわれています。
旧暦1月20日に、辻遊廓の豊年祈願と商売繁盛を願ってジュリが遊廓を出て舞踊行列(「ジュリ馬スネー」と呼ばれた)し、那覇3大祭りの一つといわれ「辻売り」された女性は年に一度、このときに両親と互いの姿を確かめ合ったそう。
そのジュリ馬祭りが、本日行われました。
女性はどの時代でも、力強く、そして妖艶で、しっかりと生き抜いてきた。
いつの世も女性は嫋やかである。そして貴い。
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